Coders at Workに出てくる人達が、The Art of Computer Programmingについて、どう言っているのかを簡単にまとめました。この面子でも完全に読んでいる人の方が少数派です。ついでに、インタビューされている人が紹介している本をまとめました。(本の最後に参考文献があったことは秘密です。Peter Seibel が自分から言い出した本は抜いてあるし、章単位で分かれているので、少しは意味があるかと・・・・)
名前 | The Art of Computer Programming | 紹介された本 |
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ジェイミー・ザウィンスキー | 読んでいません。 | |
ブラッド・フィッツパトリック | 所々の部分を楽しみで読んでいます。 | Higher-Order Perl |
ダグラス・クロックフォード | 隅から隅まで読んで、リファレンスとして必要に応じてみる。 | |
ブレンダン・アイク | 『The Art of Computer Programming』の1-3巻もいいです。特に準数値算法とか。ダブルハッシュのところはすごく好きです。 | |
ジョシュア・ブロック | 本当のところ私は大部分を読んだとは言えないのですが。しかし、何かのアルゴリズムに取り組んでいるときには、それについてクヌースはなんと言っているかを見に行きます。 | デザインパターン、The Elements of Style(英語文章ルールブック)、ハッカーのたのしみ、プログラミング書法、人月の神話、Java並行処理プログラミング、メイリアムウェブスターズカレッジエイト英英辞典 |
ジョー・アームストロング | Machine Intelligence | |
サイモン・ペイトン・ジョーンズ | 通して読んだことはありませんけど。しかし、私は折に触れてこの本を参照してきました。 | ビューティフルコード、Purely Functional Data Structure、SICP、Compiling with Continuations、プログラム原論、パー・ブリンチ・ハンセンの本。(多分、この中のどれか) |
ピーター・ノーヴィグ | いつも目の前にあったので、リファレンスとしてよく使うようになりました。 | クヌース(TAOCP)、コルメン、ライザーソン、リベスト(Introduction to Algorithms)、サリー・ゴールドマン(A Practical Guide to Data Structures and Algorithms using Java)、SICP、コードコンプリート |
ガイ・スティール | クヌースはコードについてのストーリを語るのが実に巧みです。 | バークリーとボブロウのIII Lisp(The Programming Language Lisp)、エイホ、ホップクロフト、ウルマンのアルゴリズムの本(The Design and Analysis of Computer Algorithm、Principles of Compiler Design) |
ダン・インガルス | クヌースの本の基本データ構造関係の部分は相当読んでいます。 | アイヴァーソン(Iverson)の本 |
L・ピーター・ドイチュ | ||
ケン・トンプソン | ||
フラン・アレン | ||
バーニー・コーセル | 私は端から端までじっくり読みました。 | |
ドナルド・クヌース |
まとめてみると、紹介されている本について大半が翻訳済みで驚きました。Higher-Order PerlとPurely Functional Data Structureは、そろそろ翻訳されても良い頃。