ぱたへね

はてなダイアリーはrustの色分けができないのでこっちに来た

ピン間n本の話

基板工場やアートワークの会社と話をするときに出てくるピン間n本というのは、状況によって意味が変わる。
デフォルトでは2.54mmピッチDIPのピン間に何本通すかという数字だが、BGA直下等、一番ピッチの狭いところで何本通すかという意味で使われる事も多い。正確にはSとLを使って配線の間隔を表す。(Sはスペース、Lはラインの事のようですが裏は取れませんでした)

BGAを扱うような基板では、S=100[micron]、L=100[micron]が標準の値となる。ここからインピーダンスコントロールや製造時の誤差によって若干変化する。アートワークの段階でどのような値を使うかは、基板工場に確認する必要がある。