パターソン先生の動画を見て、これは読まねばならぬと思い読んでみました。
https://www.amazon.com/RISC-V-Reader-Open-Architecture-Atlas/dp/0999249118/
Amazon.co.jpでは取り扱ってないけど、.comでは普通に買えます。不当に高いのをつかまないように。
プロセッサ大反省会の乗りで楽しく読めました。命令セットの説明も結構取ってあります。読むところのボリュームはそれほど多くないです。RISC-Vプログラマでも無い限り、細かい命令セットを覚えてもしょうが無いので、面白いところだけ読めば良いかと。
面白いのは設計上の判断するにあたって、どういう観点で判断したのかが明確になっています。
- cost
- simplicity
- performance
- isolation of architecture from implrementation
- room for growth
- program size
- case of programming / compiling / linking
こういう話は開発者の中で閉じていて、外部にストレートに出てくることは少ないので勉強になりました。
20年くらいたったら、貴重な資料になりそうです。全てのプロセッサ好きにお勧めです。