ぱたへね

はてなダイアリーはrustの色分けができないのでこっちに来た

加算器を作ろう lpm_add_subによる加算

次に最も実践的であるMegacore wizardを使う方法を紹介します。通常はこの方法だけ知っていれば十分です。

lpm_add_subの設定

Quatus2のTools→Maga Wizard Plug-In Managerを起動します。Arithmeticからlpm_add_subを選択しましょう。bit幅の設定と、Create a carry outputにチェックを入れてください。注意が必要なのはこの画面です。

pipleine を使うようにし、latencyの設定を忘れずに入れましょう。加算器の最上位bitはcout(carry)を接続します。

合成結果

レイテンシーの設定とFmaxの表です。latencyを増やしてもあまりFmaxは向上しません。

latency* Fmax(MHz)*
2 259.34
3 278.55
4 255.95
5 255.95

リソースと動作周波数のバランスが取れていますし、何よりも試行錯誤が楽なので+で駄目な場合はlpm_add_subを使えば間違いありません。