Multiple View Geometry in Computer Vision 2.4から。2次元の画像変換における階層構造のまとめ。座標は全て同次座標(homogeneous coordinate)。
Class I Isometries transformations
対象物の移動、再配置。
行列表現
ベクトル表現
特徴
- εは±1の値を取る。εが1の時、ユークリッド変換(移動と回転)と同じ。εが-1の時向きが反転する。
- Rは2x2の回転行列
- 長さ、角度、面積が不変量
- 自由度は3
Class II Similarity transformations
Isometries transformations に拡大縮小を追加。
行列表現
ベクトル表現
特徴
- sはスケーリングの係数
- 角度と長さの比が不変量
- 自由度は4
Class III Affine transformations
アフィン変換
行列表現
ベクトル表現
特徴
- Aは2x2の非正則行列
- 面積の比が不変量。平行な直線は変換後も平行。平行線の一部である直線の長さの比も不変。
- 自由度は6
Class IV Projective transformations
投影変換
行列表現
ベクトル表現
特徴
- ベクトルv=(v1,v2)^T
- Hpの各係数をスカラー倍(0を除く)しても同じ意味を持つ。
- 交差比(cross-rate)が不変量
- 自由度は8 (Hpの係数が9個だが、係数の定数倍は同じ意味をもつので)